工事名：平成30年度　越美山系高地谷第１砂防堰堤工事
工　期：2019年3月5日～2019年12月27日
工　法：砂防ソイルセメント工法
構　造：中詰め材料、INSEM材

週休二日制試行現場となっており、休日取得率98.6％（土日祝、ほぼ休工達成）でした。
完成しますと提高27ｍ、提長87ｍとなり、この工法による砂防堰堤としては日本最大の堤高となります。

【砂防ソイルセメント工法とは】
現地発生土砂を有効活用し、コスト縮減や環境への負荷軽減等に有効な工法
→工事用道路の施工や法面の保護、床掘り掘削を行う基本的な流れは同じですが、砂防堰堤本体の施工方法や使用機械・使用材料が違います。

●使用する主な材料→生コンクリートではなく現地発生土砂にセメントと水をまぜたINSEM材と呼ばれる材料を使用
※INSEM材の性質
生コンより土砂に近いもの
運搬車両：ダンプトラックを使用
締固め　：振動ローラーや転圧プレート等

施工方法や使用機械・材料が違えば、当然管理の方法も違ってきます。
ダンプトラックで運搬し、バックホウの平バケット等で敷均し、振動ローラーで締固めます。
盛土の施工とほぼ同じです。